シャルケの日本代表DF内田篤人(22)が、4日のパラグアイ戦で痛めた左足の小指を骨折していたことが分かった。ホッフェンハイム戦を前に、マガト監督が「篤人はおそらく足の指を骨折している。(ホッフェンハイム戦は)プレーすることはできないだろう」と明かし、クラブの広報担当者も骨折で戦列離脱することを公表した。

 内田は4日のパラグアイ戦で相手選手と競り合った際に、左足のつま先を踏みつけられて途中交代。続く7日のグアテマラ戦も欠場した。クラブ発表では「全治は不明」だが、一般的に足の指を骨折した場合、全治までに1カ月以上を要するケースが多い。10月8日のザッケローニジャパンの初陣、アルゼンチン戦での出場は微妙な状況となった。(中野吉之伴通信員)