なでしこジャパンのMF沢穂希(33=INAC神戸)が17日発行のギネスブック日本語版に掲載されることが4日、分かった。「W杯5回出場」と、今夏のW杯決勝米国戦で延長後半12分に挙げたゴールが「女子W杯での最も遅い時間帯の得点」として世界記録に認定された。

 ギネス・ワールド・レコーズ社では「今年の日本語版は“がんばれ日本!”という標語の下に編成され、沢さんの諦めない姿勢がゴールの記録などに表れたと思う」と説明。来年6月出版の英語版にも掲載される方向だという。

 沢はこの日、明日6日の2位日テレ戦に向け神戸市内で調整。勝てばINAC神戸の初優勝が決まるだけに「今までやってきたことを出せれば絶対に勝てる」とV宣言。古巣相手に「楽しみながらもこだわってやりたい」と気を引き締めた。