日本サッカー協会は14日、W杯アジア最終予選のヨルダン戦に向けた日本代表メンバーを発表。負傷の影響で本田圭佑(CSKAモスクワ)と長友佑都(インテルミラノ)がメンバーから外れた。

 本田の代役はMF中村憲剛(32=川崎F)が第1候補となりそうだ。これまで本田不在時の多くでトップ下を務めており、この日の練習後「2人(本田と長友)が力があるのは分かっているが、いないのは仕方ない。それぞれの選手の良さは分かっている。自分の良さは周囲を生かすこと」と意気込んだ。香川も候補に挙がるだけに、ザッケローニ監督は「中村はMFタイプで中盤にバランスをもたらす。香川はより攻撃的な選手」と2人の特徴を分析。トップ下の左右に配置される選手との相性やバランスを考え、まずは22日の親善試合カナダ戦で体調をチェックし、最終的な決断につなげていく。