<J1:大宮4-2千葉>◇12日◇フクアリ

 大宮がFWデニス・マルケスの2発で前半を2-0で折り返した。21分にトラップで相手DFを置き去りにして右足で先制。31分にはカウンターから相手2人をかわし右足で得点した。千葉は最前線にFW巻とFW青木孝を並べたが、パスミスが多く、決定機をつくれなかった。

 後半開始から、千葉は青木孝を2列目に下げ、FW新居を投入。26分にはMF馬場を入れて総攻撃に出た。28分には巻のパスカットから馬場-巻とつなぎ、DF坂本が押し込んで1点差。41分には新居が右足オーバーヘッドで決め、追い付いた。だが大宮は最後に地力の差を見せつけ、43分に途中出場のMF片岡が勝ち越しゴール、さらにロスタイムに入ってFWペドロ・ジュニオールがとどめを刺した。