昨季、国内3冠のG大阪が2連敗スタートとなった。

 前半8分にPKで先制を許す、後半23分にもクリアボールを拾われて失点。エースFW宇佐美貴史を先発から外し、攻撃陣も今大会2戦連続で無得点に終わった。

 長谷川健太監督(49)は「厳しい結果で、非常に残念。何とか勝ち点を持って(日本に)帰りたかったが、2試合を終わって勝ち点0。非常に厳しい状況にいるのは間違いない」と淡々と話した。

 さらに序盤にMF小椋がPKを献上して先制点を許した場面を振り返り、同監督は「開始すぐの失点が結果に大きな影響を与えた。城南に戦いやすくしてしまった」と指摘した。

 2月28日のゼロックス杯浦和戦は快勝しながら、アジアで勝てない現実。長谷川監督は「引かれた相手をどう崩していくか。もっと攻撃の鋭さを増していかないと、勝ち抜けない」と語った。