横浜FCが金沢を下し、暫定ながら首位に立った。1-1で迎えた後半8分にFW大久保哲哉(35)が勝ち越しゴール。その後は金沢の猛攻をGK南雄太(35)を中心に防ぎ切り、勝ち点を7と伸ばした。開幕から2戦連続先発だったFWカズ(三浦知良、48)はベンチスタート。チームがリードしたこともあって、出番はなかった。

 今季初めて出場しなかったカズは「出られなければいつも悔しい」と言いつつ、勝利を喜んだ。暫定首位に立ったことを「1日かもしれないけれど一番上はいいよね」。V川崎時代の98年G大阪戦以来の金沢での試合で、スタンドは平日ナイターでは記録的な入り。地元ファンの「カズさーん」の大声援に両手を振ってこたえていた。