広島-神戸戦が、落雷のため一時中断した。この試合は午後6時半から小雨の中で始まり、前半30分を過ぎた時点で突然、雨が激しくなった。

 同33分には、スタジアムに雷によるごう音が響き、直後に試合が中断になった。選手、監督、スタッフら全員がロッカールームに引きあげ、場内では観客に向けて「コンコースに移動してください」と避難を呼びかけるアナウンスが流れた。

 前半33分に中断した時点で、試合は0-0だった。

 23分間の中断を経て、雷がおさまった午後7時半から試合再開。両チームとも得点が奪えない展開となり、引き分けかと思われた後半ロスタイムに試合が動いた。

 神戸は、途中出場のFW小川慶治朗が劇的に決勝弾。勝てば首位浮上のチャンスだった広島は、今季初黒星。神戸はようやく今季初白星をつかんだ。