柏がホームで難敵の全北(韓国)を下し、通算3勝2分けで1次リーグ首位突破を決めた。前半9分にDF輪湖直樹(25)のCKをDFエドゥアルド(21)が頭で決めて先制すると、同20分と39分にMF武富孝介(24)が立て続けにゴールを決めてリードを3点に広げた。終盤に全北のエースFW李同国(35)に2ゴールを奪われたものの、何とか逃げ切り。

 吉田達磨監督(40)は「全北はKリーグで20数試合負けがなく、韓国では頭一つ抜けた存在。この試合までの4回の試合の中で、選手たちと話していたことのいくつかが実を結んだ。1試合を残して決勝トーナメント進出を決めたことは、とても大きいこと。フィジカル的にもメンタル的にも大きいと思う」と話していた。