磐田は、アウェー札幌戦で完封負けを喫した。今季初の連敗となり3位に後退した。

 前半10分、DFラインからの縦パスをインターセプトされ、右サイドの突破を許して先制された。反撃に前掛かりになったところでDFラインの裏を突かれ、後半26、30分に追加点を奪われた。DF駒野友一(33)は「プレッシャーをかけられなかった。奪い返す動きも少なかった」と今季最多失点を悔やんだ。

 MF上田康太(28)が、3月21日アウェー讃岐戦(0-1)以来となる先発に復帰。しかし、相手ボランチにつぶされることも多く、チャンスを作り出せなかった。名波浩監督(42)は「足並みがそろわず、攻守でかみ合った感じがなかった。自分たちで勝ちきるためにやっていくだけ」。次節のアウェーC大阪戦(6日)に向けて、攻守の立て直しが急務となる。