元浦和監督のゲルト・エンゲルス氏(58)が28日に来日し、東京都内で東日本大震災の被災地の復興支援計画を発表した。ドイツサッカー協会の協力を得て「げんKIDS!(きっず) プロジェクト」を立ち上げ、東北3県の子供たちを支援する。まず30日から約1週間、被災地を訪問し、サッカースクールなどを開く。

 さらに6月から1年間で6度(計半年間)、複数のドイツ人コーチを被災地に派遣して交流していく。エンゲルス氏は「僕は日本にいろんな恩恵を受けた。それを返していきたい」。