浦和が優勝へ向け、最難関の鬼門を通過する。

 30日にアウェーで鳥栖と対戦。同地では通算1分け2敗と一度も勝ったことがなく、3戦8失点と内容もよくなかった。浦和の「鬼門」と呼ばれる難所だが、FW興梠は「去年までは去年まで。今年は違うというところをみせつければよいだけ」とキッパリ。

 5月に入り、同様に鬼門と呼ばれてきたホームのG大阪戦、アウェー甲府、仙台戦などで、きっちり勝ち点を重ねてきた。アルペンスキーで名手が旗門をすり抜けるように、難しい連戦で逆に後続との差を開いてきただけに、今までにない自信を持って敵地に乗り込む。