札幌が最後の最後に追いつかれ、白星を取りこぼした。

 前半15分にDF福森晃斗(22)が直接FKを決め先制。その後も、粘り強い守備で千葉の猛攻を耐えていたが、後半45分にFKから千葉FWペチュニク(29)にヘッドで決められ追いつかれた。一度は線審がオフサイドの判定を出したが、主審が覆して、得点が認められた。

 札幌バルバリッチ監督(53)は「最後の失点の場面は納得がいかない。最後の15分は、どういう基準でファウルを取っていたのかも分からない。瞬間的に、すべてを判断することは難しいが」と微妙な判定について持論を展開した。