山口のFW岸田和人(25)が、Jリーグ記録に並ぶ8試合連続ゴールを達成した。相模原戦(ギオンス)の前半38分と後半35分に、ともにCKをヘディングで合わせて2得点を挙げた。19試合の出場で19ゴールとJ3の得点ランキングの首位を独走中。次節29日の福島戦(維新公園)では、Jリーグ新記録の9戦連発が懸かる。

 山口のFW岸田が、Jリーグ史に残るゴールを決めた。前半38分、左からのCKをニアサイドで頭で合わせ、連続試合ゴール記録を「8」に伸ばした。過去にJ1、J2を含めて個人の8戦連発は、97~98年に元スペイン代表FWサリナス(横浜M)がJ1でマークしたのみ。J3というカテゴリーではあるが、日本人選手のJリーグ歴代最長記録となった。

 後半35分には右からのCKを再びヘディングで決めた。これで今季19戦19発。驚異的なペースでゴールを量産し、得点ランクトップを独走している。クラブを通じ「チームの状態も自分のコンディションもいいため、ゴールを取り続けられている」とコメントした。