浦和の日本代表GK西川周作(29)が、28日の練習で左ひざを痛めた。

 29日のホーム甲府戦に向けた11対11のハーフコートゲームで、他の選手とスライディングしながら交錯した後に、倒れたまま立てなくなった。トレーナーに支えられながら立ち、自分で歩いてピッチ外に出たが、そのまま練習は切り上げた。本人は「大丈夫」と笑ったが、ペトロビッチ監督は「練習を続けられなかったのだから、問題はあると言えるでしょう」と慎重だった。チームは甲府戦に連敗ストップをかけて臨む。西川にとっては、代表の守護神として活躍を期待される、東アジア杯直前の一戦でもある。大事な試合だが、出場するかの結論は直前まで持ち越される。