J2C大阪が29日、FWエジミウソン(32)とMFマグノクルス(27)の新入団会見を行った。

 新潟や浦和などで活躍したエジミウソンは「日本に戻ってきてサッカーをしたいと思っていた。J1昇格に向けて全力を尽くす」。初めて日本にやってきたブラジル人のマグノクルスは「日本という国でサッカーをしてみたかった。セレッソはいいチーム。勝利に貢献したい」と意気込んだ。

 現在C大阪は、自動昇格圏の2位磐田と勝ち点3差の3位。一時期はプレーオフ圏外だったものの、徐々に調子を取り戻している。チーム状態が良い中、新しい戦力が加わる。

 玉田稔社長は「いい流れでチームがまとまってきている中で、万全を期すために加入してもらう。守備は安定していて、負けないチームはできてきた。それでも、勝ち切れていない試合がある。2人には勝ちきるために、点を取ることを期待している」と説明した。

 元ウルグアイ代表のフォルラン、元ドイツ代表のカカウが6月に退団。フォルランの10番を受け継ぐことになったエジミウソンは「フォルランは素晴らしいスター選手。でも、私も新潟で10番背負っていた。また新たなスタートを迎えるにあたって、初心にかえって10番をつけたいと思った」と決意した。