京都は途中出場のFW大黒将志(35)の2得点で同点に追いついた。アウェーで貴重な勝ち点1を手にした。

 1点を追う前半19分、相手の左サイドを崩してFW宮吉拓実(23)が右足で同点弾を決めた。大黒は、1-2で迎えた後半23分に投入。同32分に左からのクロスボールを左足で合わせて同点ゴールを奪う。そして同40分には新加入したFWフェホ(30)のシュートをGKがこぼしたところ、抜け目なく右足で押し込んだ。

 京都で初出場したフェホは「大黒とはサブ組でずっと一緒に練習していて、コミュニケーションをとっていた。貢献できたことはうれしい」と話した。2位磐田と引き分けたことについては「チームが1つになって戦おうと石丸監督は話していた。最悪でも勝ち点1は持って帰ろうと話していたので、目的を果たせた」と笑顔だった。