福岡は0-0で東京Vと引き分けた。MF城後寿(29)のオーバーヘッドシュートなど9本を放ったが、決定力不足に泣かされた。

 それでも東京V自慢の両サイドを起点にした多彩な攻撃をしっかりとケア。元日本代表DFの井原正巳監督(48)は「1点をこじ開けられなかったのは反省点だが、東京Vの力ある攻撃を無失点で終われた」と体を張った堅守をたたえた。10月4日の次節は3位C大阪戦。勝てば順位が入れ替わるだけに、FWウェリントン(27)は「(C大阪は)基本J1のチーム。難しいだろうが、可能なら勝ち点3を取りたい」と意気込んだ。