今月24日にJ1残留を決めた鳥栖のFW豊田陽平選手(30)MF金民友(25)らが25日、佐賀県唐津市で行なわれた「スポーツパフォーマンス測定会」(佐賀県主催)に参加した。

 同測定会は、子供たちを対象に、世界最新鋭の測定機器を使って身体能力の計測を行い、向いているスポーツや各種運動能力の伸ばし方などのアドバイスを行うもので、13年11月の東京開催から今回で15回目。佐賀県内では今年2月に続いて2回目で、県内の小学生約250人が参加した。

 豊田と金は、試合の疲れも見せずに参加者たちと笑顔で触れ合った。豊田は測定会後、「(残留を決めて)今回の結果は最終目標ではなかったですが、最低限の課題を決めることができて良かったです。今後はこういったことがないように、佐賀のプロチームという誇りを持って戦っていきます」と宣言。その上で「小さい頃にこのような体験をできることは、本当に素晴らしいことだと思います。プロでも使ったことのないような機材を使っての測定は、子どもたちにとっても、親御さんにとっても、アスリートを目指す上でとても良い経験だと思います」と話していた。

 測定会では、「10メートルスプリント」「敏しょう性テスト」「ジャンプ力とバネ力」「反応ジャンプ」「ボールスロー」の5種目の計測を行なわれた。