前半はアウェーの清水が主導権を握った。清水は序盤からボールを保持すると、26分にはMF本田の右クロスをDF犬飼が合わせた。

 31分にはMF白崎がスルーパスに抜けだし、ゴールに迫った。得点は奪えなかったものの、試合を優位に進めた。甲府はFWバレーに効果的なボールが入らず、決定機は作れなかった。

 清水は後半7分、右CKからのこぼれ球をMF白崎が押し込んで先制した。さらに11分には、FW北川が右足で追加点。2点を追う甲府は21分にクロスからのこぼれ球をMF橋爪が右足ダイレクトで決めて1点差。31分には相手のクリアミスをMF保坂が押し込んで同点とした。そのままスコアは動かず、ドローに終わった。