今季限りでの退任が濃厚となっていた東京マッシモ・フィッカデンティ監督(48)が、鳥栖戦後の会見で自ら退任を示唆した。

 スコアレスドローで終え、年間4位に順位を落としてチャンピオンシップ出場を逃し「ここで最後の数回のうちの1回の会見になると思う。そうならないことを祈りますが」と話した。クラブ側から来季続投のオファーは受けておらず、状況を察したのか異例の示唆となった。

 試合終了直後に行われた今季リーグ戦終了のセレモニーでも「最後」を口にした。8強に進出している天皇杯に向けて「天皇杯で最後に、何らかの大きなプレゼントをしたいと思う」と、サポーターに向けて話した。