来季J2となる清水の伊達倫央強化育成本部長兼強化部長(49)が23日、選手の慰留に全力を注ぐ構えを示した。清水三保グラウンドで就任発表後、初めて取材に応じた同部長は「1年でJ1に戻ることが使命。覚悟を持ってやりたい」と所信表明した。来季に向けた選手の契約更改は「誠意を持って語っていく」と、今週から本格的に進めていくという。

 新監督の最有力候補に挙がっている小林伸二氏(55)との交渉については「まだ話せる段階ではない」と明言は避けた。しかし、取材によると、水面下での交渉は大詰めの段階で、近日中にもクラブから正式発表される見込みだ。