年間勝ち点3位のG大阪が同2位の浦和に延長戦の末3-1で勝利し、広島との決勝戦に進出した。

 G大阪の長谷川健太監督(50)は「両チームとも気持ちが入っていた。勝ったのは若干の運」と淡々と話した。

 1-1の延長後半12分に、DF丹羽のバックパスがキーパーの頭を越え、ポストに当たる危うくオウンゴールとなるプレーのすぐ後、DF藤春の勝ち越しゴールは生まれた。

 「まさか丹羽があんなプレーをやるとは思わなかった。やられたと思ったのですが、逆にレッズの集中力をそいだのかな」と笑った。

 広島との決勝戦に向けて「先制されるとつらいゲームになる。先制点をまずホームで取って、サンフレッチェ(広島)が前に出てくる展開に持ち込みたい」と意気込んだ。