新制度で行われる日本サッカー協会(JFA)の次期会長選挙に立候補の意向を表明した原博実専務理事(57)が2日、都内で取材に応じた。「新制度で堂々とオープンに勝負して、日本のスポーツ界にも分かりやすい形を示したい。出ることでその流れが加速してくれたら」などと“第一声”を発した。

 活動期間初日の前日1日、いの一番に必要書類を提出。この日JFAの公式サイト上に「日本代表を強く、たくましくする」など5つのマニフェストが公開された。すでに田嶋幸三副会長(58)も立候補の意思を固めており、近日中に必要書類を提出する。これまでの会長選は「密室の選考」との批判もあったが、新制度の今回は現時点ではオープンな形でのトップ選出の流れとなりそうだ。