横浜は10日、J1横浜-浦和戦(日産ス)で写真共有アプリ「インスタグラム」とコラボし、インスタグラムデーを開催した。

 スタジアムを使った大規模開催は今回が初めて。インスタグラムは、近年スポーツコミュニティーによる活用が目覚ましく、来場者やサポーターが特定のハッシュタグを活用してスタジアムの盛り上がりを伝えたり、憧れの選手のアカウントをフォローするなど活発なコミュニケーションを取ることを目的としている。今イベントでは、試合前にインスタグラムを利用し、フォロワー数の多い“インスタグラマー”が10数名参加。ピッチやロッカールームなどを撮影し、ハッシュタグ(#empty)を付けて投稿し、インスタグラムのオフィシャルフォトグラファーを務めた。また、公式ハッシュタグで共有されたコンテンツを大型スクリーンに映写し、インスタ・ウォールとして展開。来場者とともにサッカー観戦を楽しめる工夫を行った。

 最近ではインスタグラムに投稿できる動画が60秒間になるなど進化し続け、利用者は4億人を超える。今回初来日したインスタグラム共同創始者のケビン・シストロム最高経営責任者は「動画のアップ時間が増え、スポーツの魅力を伝えるには適したメディアになった。映像は言語の壁を越えてコミュニケーションが図れる素晴らしいツールだ」と話した。