広島がアウェーで横浜に2-1で勝利した。

 先制したのは広島。前半15分、MF柏がドリブルを仕掛け、ペナルティーエリア手前でパスを供給。ボールはDFに当たりコースが変わると、GK飯倉がキャッチミスをし、FWピーター・ウタカがそのまま押し込んだ。

 横浜は前半32分、DF小林のクロスにMF中町が頭で合わせたが、わずかに枠をとらえることができなかった。

 後半は先に横浜が仕掛けた。同4分、MF遠藤からパスを受けたMF中村がミドルシュート。惜しくも左に外れたが、同5分には、中村からMF斎藤にクロスを送り、右足でシュート。これもGK林の好セーブに阻まれた。だが後半25分、エリア内で相手DFがハンド。キッカーの中村がPKを落ち着いて右に決め1-1とした。

 すると後半27分に広島が勝ち越した。MFミキッチが右クロスを送り、ゴール前のウタカが押し込んで2-1とし、上位対決を制した。