公式戦5戦勝利がない東京が、アジアチャンピオンズリーグのビンズオン戦(4日)で泥沼からの脱却を狙う。

 気温35度、湿度75%以上というベトナムでの1次リーグ最終戦に向け、試合3日前の今日1日に出発する。城福監督は「真夏の炎天下でやるイメージ。相手チーム対策よりも気候対策の方が重要」と現地で暑熱順化を図る。勝てば決勝トーナメントに進出。しかし前日は福岡に0-1と敗れ、一夜明けた4月30日の練習前に選手だけでミーティングを行った。DF森重主将は「ピッチで起こったことは、お互い伝えて解決していこう」と確認。東京ファン約500人の渡航も予想される中、城福監督は「1次リーグ突破の手みやげを一緒に持って帰りたい」と言葉に力を込めた。