神戸のFW陣が爆発した。FWレアンドロ(31)が2得点、FWペドロ・ジュニオール(29)とFW渡辺千真(29)が1点ずつ挙げ、4発で磐田に快勝した。

 0-1からの同点弾と勝ち越し点を決めたレアンドロは「難しい試合になるのは分かっていた。試合の流れの中で押し込まれていた時に、どれだけ押し込め返せるか。今日に関してはできていた」と納得の表情だった。

 主将の渡辺はこの日の4点目を後半ロスタイムに決めた。PKを落ち着いて右足で流し込み「この前外していたので、めっちゃ緊張した。しっかり決まって良かった」と笑みがこぼれた。公式戦5試合ぶりの勝利。順位は暫定8位となり、ネルシーニョ監督(65)は「立ち上がりに失点してしまったが、そこから選手はいい反応をしてリズムを取り戻してくれた。難しい相手に勝利を収めることができて良かった」と選手をたたえた。