U-19(19歳以下)日本代表候補の千葉・市船橋DF杉岡大暉(だいき、3年)が湘南の練習に参加している。

 16日、神奈川・平塚市内で実戦形式など約2時間の練習で汗を流した。

 前日15日から合流した杉岡は「湘南は市船橋とサッカーが似ていて、やりやすいです。練習中も練習以外でもみんな声をかけやすいです」と笑顔だった。

 高校卒業後はプロ志望。「練習から成長していける。若手にチャンスがありチャンスあるクラブに行ければと思います。でも、その前にしっかり力をつけることを意識したいです」と語った。

 首脳陣も高評価だ。曹貴裁監督(47)は「左利きのセンターバックは日本の中でも貴重。フィジカル、状況判断はプロレベルには積み重ねていかないといけないが、雰囲気、立ち姿は素晴らしい。将来が楽しみ」。

 小原光城強化本部長(39)も「ボールを持った時に顔が下を向かず、上がっていて視野が広い。性格も物おじしない」。湘南は3バックを基本布陣とするが「3バックの左にとても合うと思う」と続けた。

 湘南の練習には19日まで合流する。前週は東京で練習参加したが、次週からは千葉の練習にも参加する。