磐田は試合終了間際にオウンゴールで失点し、今季5敗目を喫した。

 後半は、ほとんど川崎Fの攻撃を受ける苦しい展開が続いた。次々とチャンスを作られるも体を張った守備で踏ん張っていたが、同43分にオウンゴールを許した。

 名波浩監督(43)は「オウンゴールも、ペナルティーエリア内で先にボールに触っているということは、粘り強さが出せたということ。仕方ないかな、という感じ」と話した。

 日本代表に初招集されたMF小林祐希(24)は、後半11分に強烈な左足ミドルを放ったが、シュートはこの1本のみ。小林は代表合宿に向けて「いろいろなことを吸収して、チームに還元したい。(代表に)行くからには、結果を残したい」と意気込んでいた。