広島のU-23日本代表FW浅野拓磨(21)が、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠に内定したDF塩谷司(27)を歓迎した。

 広島の先輩から「俺、行くから」と言われ、「いつも通りやれば普通にチームにとけ込めると思う」と浅野。同じチームで毎日プレーしているからこそ、塩谷の長所も理解している。「パワーも厳しさも、1対1での強さもある選手。U-23でも見本となる選手だし、全体のレベルアップにつながる」と、“塩谷効果”を早くも挙げた。

 東京戦では浅野が後半21分に先制点をきっちり決めて、残り15枠となったメンバー入りをアピール。同点に追いつかれ勝利こそ逃したが、ジャガーポーズも披露し「ゴールが遠ざかっているなという意識はあった」と、3月20日大宮戦以来約3カ月ぶりのゴールにホッとした様子だった。