磐田の名波浩監督(43)が“夏の陣”に備え、主力2選手に特別休暇を与えた。

 13日のアウェー甲府戦に向け、11日には磐田市内で練習を再開。4試合連続フル出場のDFパパドプーロス(31)と今季全19試合に出場したMF宮崎智彦(29)の疲労を考慮し、完全休養の指令を出した。

 GK八田直樹(30)やMF松井大輔(35)らケガ人も復帰し、選手層は戻りつつある。同監督は甲府戦から8月24日のアウェー福岡戦まで、6週間で8試合をこなす真夏の試合を「ヤマ場」に設定。「ケガ人も復帰して、徐々にまとまりあるチームになっている。ここからの試合は、相当力を入れていく。ターンオーバーではなく、総合力で戦っていく」と宣言していた。【保坂恭子】