ホームの磐田が先にチャンスを作った。前半4分、FWジェイのスルーパスからMFアダイウトンがシュートを放ったが、川崎FのGKチョン・ソンリョンがセーブ。同19分にはアダイウトンが左クロスを入れるが、ゴール前に詰めた選手とタイミングが合わなかった。川崎Fは同44分、MF橋本の右CKのこぼれ球を拾ったリオデジャネイロ五輪代表のMF大島がミドルシュートを放つが、ゴール右に外れた。前半は0-0で折り返した。

 磐田は後半8分、MF川辺のクロスをジェイが冷静に決めて先制した。しかし川崎Fは同19分、大島のスルーパスからFW小林が決めて同点に追いついた。その後は両チームとも決定機を決めきれず、1-1で引き分けた。