神戸の新戦力MFニウトン(29)とDF橋本和(わたる=29)が、第2ステージのキーマンとなる。

 22日は広島戦(23日、アウェー)に向けて練習。先月新加入したボランチのニウトンは「広島は特徴的なシステムの中でボールをつなげる。技術の高いチーム。厳しくいくところはいって、早めに仕掛けるようにしたい」と分析した。

 ブラジルから来日して約1カ月。日本の暑さに苦戦している。「リオとは全然違う。湿度が高く呼吸しづらい。風も生ぬるくて、リフレッシュできない。リオは風が涼しいので。早く慣れないと」。それでも、ネルシーニョ監督は奮闘するニウトンについて「連戦を終えて体はこたえているかもしれないが、ミーティングでも高い理解度を示している。大きな心配はしていない。1試合ずつ良くなる」と太鼓判を押した。

 浦和から今月加わった左サイドバックの橋本は、柏時代にネルシーニョ監督の下で6年間プレー。「プロ1年目からお世話になっている。タイトルも取らせてもらった。成長させてもらったので期待に応えたい」。前節湘南戦ではFW渡辺のゴールを演出。「千真(渡辺)の特長は頭に入っていた。1試合1試合必死なんで(体力を)温存せず、全力でやっていく」と燃えていた。