川崎FがFW小林悠(28)の5戦連続弾で多摩川クラシコを制し、年間勝ち点1位を守った。

 序盤から川崎Fが攻勢に出た。前半4分、川崎FのFW大塚翔平(26)のシュートは左ポストに弾かれ、同15分には川崎FのMF橋本晃司(30)がミドルシュートを狙うも、バーに阻まれた。

 逆に東京はカウンターで好機を狙い、FWネイサン・バーンズ(28)が高い位置でボールを奪い川崎Fゴールを脅かした。前半を0-0で折り返す。

 試合が動いたのは後半36分だった。川崎FはMF中村憲剛(35)が中央で起点になり左サイドのDF車屋紳太郎(24)へパス。車屋のクロスをFW小林が頭で押し込み、これが決勝点となった。小林の5試合連続得点は05年のFWジュニーニョに並ぶクラブタイ記録。