清水が千葉との打ち合いを制した。

 前半19分、縦パスに反応した清水MF石毛秀樹(21)が、相手に競り勝ってなぎ倒すと、そのままドリブル。タックルを受け倒されるも、浮いたこぼれ球を、FW鄭大世(32)が頭で押し込んで先制した。さらに同27分、右寄りの高い位置でボールを奪うと、DF川口尚紀(22)がMF白崎凌兵(23)とのワンツーでペナルティーエリア内に進入し、そのまま右足でゴールに突き刺した。千葉は同37分、MF町田也真人(26)がワンタッチでFW船山貴之(29)につないだ。パスワークで崩し、最後は船山が今季3点目を決めて、1点差に詰め寄った。

 千葉は後半18分、船山のこの日2点目で同点に追いついた。さらにMF長沢和樹(24)の11試合ぶり得点で、勝ち越したが、同45分にMF井出のオウンゴールで同点となってしまう。

 3-3の後半ロスタイム4分、清水はFW鄭がこの日2点目を決めて、勝ち越しに成功。4-3で勝利した。