東京のMF米本拓司(25)が、右膝前十字靱帯(じんたい)損傷で今季の復帰が絶望の見込みであることが25日、分かった。

 23日の川崎F戦で負傷。この日までの検査結果では半年はかかる模様で、クラブ幹部は「今季は厳しそう」と話した。患部の腫れが治まり次第手術を受け、来季の復活を目指す。前日24日には成績不振で城福前監督が解任され、コーチだった篠田新監督の就任がこの日、正式に決まった。今日26日の練習から再スタートする直前に、今季は出場停止を除く全21戦に先発した主力の離脱は手痛い。新体制の波乱の船出は総力戦で乗り切る。