J2東京Vは31日、タイ・バンコクを中心にアスコット・フットボールアカデミーを運営するアスコット・インターナショナルスクールとパートナーシップ契約を締結した。

 熊本戦が行われる味スタに東京Vから羽生英之社長、竹本一彦GM、アスコットインターナショナルスクールからバジャジ代表、同スクールフットボールアカデミーのアマラル・ヘッドコーチが集まり、調印式を行った。

 アスコット・フットボールアカデミーはU-15までのカテゴリーのチームを持ち、現在タイの各年代代表に5人の選手を送り込んでいる強豪だ。

 東京Vとしては念願のアジア進出の第1歩。多くのプロ選手を輩出した同クラブの育成メソッドをタイへ「輸出」し、コーチも派遣する。将来的にはアスコットから東京Vでプレーするタイ人Jリーガーを誕生させたいと考えているという。

 東京V羽生社長 私たちがアジアに進出する上でストロングポイントとなり得るのがアカデミーです。ヴェルディが持っているメソッドを海外に輸出することは念願でした。アスコットとの提携によってその足掛かりができたと思います。将来的にはタイの選手が日本で活躍してくれたり、タイの人たちがヴェルディを愛してくれるような環境ができればと考えています。