日本サッカー協会は24日、27日開幕の天皇杯の記者会見を東京都内で開き、田嶋幸三会長(58)は「リーグ戦とは違うカップ戦の醍醐味(だいごみ)を感じてほしい」とアピールし、56大会ぶりに大阪で開催される決勝に「関西でも、ぜひ満員に」と期待を寄せた。

 大会には88チームが参加。決勝は来年1月1日に市立吹田スタジアムで行われ、優勝チームはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を得る。大会史上初の3連覇を狙うG大阪の長谷川監督は「何としてでも(ホームでの)決勝に出なくてはならないと思っている」とコメントを寄せた。