広島はアウェーでG大阪に逆転負けを喫し、ベスト8で敗退した。

 前半24分、MF柴崎晃誠(32)の右CKをMF青山敏弘(30)の頭を経由し、DF野上結貴(25)が右足で押し込んで先制点を奪った。野上は7月にJ2横浜FCから移籍したばかりだった。

 1-2の後半7分、今季初先発のMF森崎浩司(35)が直接FKを決めて同点とした。しかし、直後からG大阪の猛攻にあい、4失点。同34分には途中出場のFW皆川佑介(24)が頭で1点を返す意地を見せたが、そのまま逃げ切られた。

 森保一監督(48)は「完敗でした。同点に持ち込んだ後に(G大阪に)ギアを上げられて、耐えきれず失点してしまった。耐える力を持たなければいけない」と肩を落とした。