G大阪がアウェーで名古屋を下し、第2ステージ2位に浮上した。

 先制はG大阪だった。前半27分、DFオ・ジェソクの右クロスにMF大森が合わせた。

 しかし同41分、名古屋も反撃に出る。FWシモビッチの折り返しにFW永井が合わせ、ゴールへ突き刺した。永井は約5カ月ぶりの今季4点目だった。

 後半、名古屋が攻め込むが、G大阪は一瞬の隙を逃さなかった。同20分、MF井手口の左クロスにFWアデミウソンが頭で合わせて勝ち越した。

 さらに後半ロスタイム。G大阪はMF井手口のミドルシュートで追加点。20歳の井手口は初ゴールとなった。

 一方で、名古屋DF闘莉王が体をはったプレーで会場を沸かせた。後半5分、G大阪FWアデミウソンのボレーシュートをおなかでブロック。さらに同11分にはG大阪FW長沢が抜け出すも体を寄せてシュートを打たせなかった。同40分には、攻撃で見せた。途中出場のFW川又からの折り返しをシュート。しかし、得点には至らなかった。

 G大阪はリーグ戦3連勝。J2降格圏の名古屋は、年間16位のままで15位新潟と勝ち点4差を縮められなかった。