広島に敗れた鳥栖は、第2ステージで首位浦和と勝ち点7差に開く7位に後退した。

 第1ステージは屈辱のシュート1本で0-3の完敗に終わった広島戦。10日の前節浦和戦にも0-2で敗れ、課題の守備再構築で臨んでいた。

 だが第1ステージで2得点され警戒していた広島FWピーター・ウタカ(32)にまた決められるなど3失点。日本代表GK林彰洋(29)は「失点の原因ははっきりしている。改善点を見つめ直し1つでも減らしたい」と反省した。

 後半4分、マッシモ・フィッカデンティ監督(48)がオフサイドの猛抗議により退席処分になった。その後、選手の意地で2点を返したがあと1歩届かなかった。