磐田はJ1同士の対決で大敗し、3回戦で敗退した。前半にサイドを崩されて2失点し、後半にもパスミスやセットプレーなどから3失点を許した。

 先発メンバーはリーグ戦前節鹿島戦(0-3)から8人替えて臨み、後半からはU-19(19歳以下)日本代表FW小川航基(19)、FW森島康仁(29)らを投入。同45分にはMF荒木大吾(22)の左クロスを森島がダイビングヘッドで狙ったが、GKにキャッチされた。名波浩監督(43)は「遠い大宮まで来てくれたファンの皆さんに、見苦しいゲームで申し訳ない」と話した。

 J1残留争い中のリーグ戦では、湘南戦(25日)、新潟戦(10月1日)と厳しい試合が続く。試合後名波監督は、選手に向けて「これから大きなゲームが待っている。この試合(大宮戦)からステップアップしていこう」と伝えた。MF上田康太(30)は「反省はしっかりして、気持ちを切り替えて次の試合に臨みたい」と話した。