コノミヤ高槻は30日、元なでしこジャパンFW丸山桂里奈(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。丸山はクラブを通して「今季限りで引退することになりました。高槻では5年間お世話になり、加入当初はケガでプレーできない中、本当にいろいろな方に支えていただきました。心から感謝しています。素晴らしい監督、コーチ、スタッフ、サポーター、そして一番は高槻のチームメートと出会えたことに感謝しています。その思いを胸に、残り4戦に、すべてを出し切ります」とコメントした。

 11年の女子W杯ドイツ大会のメンバーで、優勝に貢献。準々決勝ドイツ戦では決勝点を挙げた。高槻には12年2月に千葉から移籍。今季はリーグ戦14試合に出場しているが、ここまでは無得点だった。

 10月23日の最終節INAC神戸戦はホーム扱いだが鳴門大塚で開催されるため、同1日の岡山湯郷戦が大阪での最後の試合となる。丸山は試合後サポーターにあいさつし、抽選で選ばれた観客約30人を対象にサイン会を行う予定になっている。