大宮GK塩田仁史(35)が古巣東京戦へ意気込んだ。

 31日、11月3日の最終節東京戦に向けてさいたま市内の練習場で軽めの調整を行った。

 流通経大を04年に卒業してから14年までの間在籍した古巣に対し「今は落ち着いているけど、グラウンドに立てば雰囲気も高まると思う。いろんな思いをひっくるめてメンタルコントロールするのが重要。サポーターとともに勝ちたいという気持ちでやりたい」と淡々と語った。

 東京とは第1ステージの開幕戦で対戦し、終始圧倒されながらも1-0で勝利した。「地力があるチームだし簡単に勝てる相手ではない。ほとんど何もさせてもらえず、ワンチャンスだった。(大宮の方が)順位が上だけどチャレンジャーなのは変わりない」と気を引き締めた。

 東京の篠田監督に対しても「情に厚いし、サッカーにも厚い。篠田さんはいろいろ考えてやってくるのでこっちもしっかりと準備しないといけない。攻撃的なのでどんどん仕掛けてくると思う」と話した。