残留争いに巻き込まれている新潟は、ホームで最終戦を迎えた。

 前節まで年間順位は残留圏の15位ながら、J2降格圏の16位名古屋とは勝ち点30で並ぶ厳しい状況だった。

 しかもFWラファエル・シルバとMFレオ・シルバの中心選手が出場停止。

 広島は得点王争いを繰り広げるFWピーター・ウタカが前半21分にゴール前で勝負強さを見せて先制ゴール。前半は広島が1-0とリードして折り返した。

 後半に入ると一進一退の攻防が続く。残留には勝ち点が欲しい新潟は、なかなか得点を奪うことができずに時間だけが過ぎていく。

 結局、広島が1-0で勝利。最終戦で黒星を喫した新潟は、J1残留は他会場の結果を待つ状況になったが、最終的に残留の吉報が届いた。