神戸FWレアンドロはシュート3本が実らなかったものの、自身初の得点王に輝いた。大宮、G大阪、柏などを渡り歩いてきた31歳のブラジル人は「いろんな人の力を借りて得点王を取れた。感謝している」と喜んだ。

 ネルシーニョ監督が「献身的に動いてくれる」と評す通り、FWペドロ・ジュニオールの先制点にも絡んだ。鹿島に押され気味だったが、少ない好機を生かした。

 第2S2位となり、年間7位はクラブ史上最高順位だ。ネルシーニョ監督は「去年からやってきた仕事と、チームの成長が数字に出た。選手たちが着実に成長してくれた」と、大きな飛躍に来季への手応えを感じていた。