C大阪が引き分けに終わったが、3年ぶりのJ1復帰へ王手をかけた。

 負傷による長期離脱から復帰4戦目となった元日本代表FW柿谷が、6月4日讃岐戦以来となるゴールで先制した。前半13分。MFソウザがミドルシュートを放つと、GKがはじき、こぼれ球を柿谷が左足でうまく浮かせて決めた。大きい先制点で流れをつかんだ。

 一方の京都は、前半なかなか攻めきれなかった。1点を追いかける後半5分、FWイ・ヨンジェとFWエスクデロが左サイドを崩して、最後はエスクデロがシュートを放つも枠をとらえられなかった。後半終了間際にFW有田のゴールで追いついたが、同点の場合は延長を行わず、J2リーグの上位チームが進出できる規定のため、京都の5位に対して4位のC大阪の突破が決まった。

 C大阪は2年連続でPO決勝に進出。7年ぶりのJ1復帰を目指した京都だったが、来季もJ2が決まった。