今季、クラブ史上最高の5位でリーグ戦を終えた大宮が、さいたま市内で24日の天皇杯湘南戦に向け調整を行った。

 MF横谷繁(29)は今季、31試合に出場し3得点8アシスト。MF家長昭博(30)とともに、Instat社が発表したゴール関与数ランキングのトップ20に入った。横谷は「シーズン前の目標は、得点アシスト合わせて15だったので、届かなかった。まだまだ課題はあるし、1年だけでなく継続していかないと」と早くも来季を見据えた。

 13、14年は京都、昨年は大宮でJ2が主戦場だった。J1で個人としても飛躍の年になったことに、司令塔の家長の名を挙げ「(家長に)相手が集中すれば、自分がチャンスになる。アキは前線でためもつくれるし、その時に相手の嫌がるポジションに立つことを意識していた。彼のおかげです」と感謝していた。