アウェーでの第1戦を1-0で制していた金沢(J2の21位)が、第2戦も栃木(J3の2位)に2-0で勝った。2戦2勝、合計スコア3-0でJ2残留を決めた。

 第2戦はホームゲームだったが、石川の本拠地が改修中で使用できず隣県富山での開催となった。それでも多くのサポーターの声援も味方に、FW中美が2得点と活躍。しっかり勝った。

 退任が決まっている森下監督は、残留を置き土産とし「先制点が1つ、大きかった。他力で21位になって入れ替え戦に回れたので、失うものは何もないと、選手たちもいい準備をしてくれました。21位で入れ替え戦で2試合戦いましたけど、J2残留には変わりがない。胸を張って来年大暴れしてほしいと伝えました。僕自身、5年間いい経験をさせてもらったし、5年間指揮を執らせてもらって誇りに思う」と話した。