10年ぶり2度目のJ1制覇を逃した浦和は4日、さいたま市内のクラブハウスでミーティングを行い、今季の活動を終了した。

 すでに天皇杯に敗れ、年間優勝で出場できるクラブW杯を見据えていただけに、FW武藤雄樹(28)は「受け入れがたい結果」と気持ちの整理がつかない様子。クラブW杯に合わせて友人からの食事の誘いもすべて断っていたが、突然のオフで空白の時間ができた。CS第2戦では好機でゴールを決められず「ああいうところで決める人が9番を着てきた。結果で応えられなかった」と背番号9としての責任を痛感していた。

 今季でクラブとの契約が満了するFW李忠成(30)は「レッズのサポーターが大好きなので」と、目を赤くして浦和でのプレーに意欲を示した。始動日は未定。